社長挨拶

変わり続けるなかで
変えてはならないもの

「鏡の国のアリス」の赤の女王の言葉に、「It takes all the running you can do, to keep in the same place.(ひとところに留まっていたければ、全力で駆けなければならない)」との言葉がありますが、これは私たちが大事にしている信条の一つを表しています。それは即ち、変えてはならないもののために、変わり続けることだと言えます。

私たちチェンジは、「Change People, Change Business, Change Japan.」をミッションに掲げて、お客様にとっての変えてはならないもののために、変わり続けることを支援しています。
では、私たちチェンジにとっての変えてはならないものが何か。
言わば、「チェンジらしさ」でもありますが、その一つ目は、「業務理解」です。「うちの社員よりも業務を理解している」という評価をいただくことがありますが、それは最高の誉め言葉であり、これからも「そこまでやるか」と言われるほどにお客様の業務を理解することに愚直な姿勢は変わりません。
二つ目は、「前のめりに転ける」ことです。2003年の創業以降、時に後退することはあれども、常に前進し続けてきました。つまり、停滞を経験したことがない組織とも言えると思います。私たちにとっては、「失敗の次」が本当の勝負なのであり、これからも躊躇なく転けるでしょう。
最後は、世の中に「新しい」を届けることです。それが今は非常識に思えても、誰かの役に立つことなのだとすれば、私たちは、「新」常識を作ることに夢中であり続けます。

「新」常識を作る、「そこまでやるか」をやる、「失敗の次」が本当の勝負の3つが、私たちにとって変わり続けるなか変えてはならないものなのです。

「日本が変わり続ける」ために必要な集団でありたい

日本は世界に誇れる素晴らしいものが沢山ある国だと思います。ただ、その強みや良さを最大限に有効活用できていないこともあるように思います。勿論、活用したくないのではなく、活用できない慣習や価値観が長年横たわっていることで変われない状態に凝り固まってしまっていると思うのです。

だからこそ、私たちチェンジは、世の中の人と組織のために、時には実験台になり、時には黒衣となり、時にはパートナーとなり、「変わる」ことを支え続けたい。人と組織が、「変わろう」とする時に必要とされる集団であるために、これからも日本のあらゆるところで新しいことと面白いことに取り組み続けます。

野田知寛