インタビュー

「突き抜けろ。未来まで。」CTCが考える新入社員の目指すべき姿

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社様

CTC様_TOPimage

 

(左)井本 麻衣子様 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 経営企画グループ 人事総務室 人材戦略部 新卒採用課 課長
(右)金岡 照子様 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 経営企画グループ 人事総務室 人材戦略部 新卒採用課
(真ん中)三品 真名美様 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 経営企画グループ 人事総務室 人材戦略部 新卒採用課

~インタビュー動画~

御社の事業内容について教えてください

井本様:私たちは、ITを駆使してビジネス戦略立案やお客様の経営課題解決のお手伝いをしています。通信業界をはじめ、運輸、流通、メーカー、そして公共、金融と幅広い業種の企業と取引があり、日本に限らず、シリコンバレーを中心に世界中の優れた製品・サービスを独自で発掘して国内のお客様に提供しています。

CTCが提供するサービスの特徴を教えてください

井本様:既存のシステムだけではなく、基幹システムのようなビジネスの根幹を支えるITシステムから、お客様のライフスタイルに変化をもたらすようなシステムまで構築しています。お客様にとっての「最適解」を一緒に探して、提供していく、というイメージですね。


世界中から発掘してきたサービスを国内のお客様に導入する際は、ビジネス戦略の立案、検証から始めて、お客様が運用される際に必要となる保守サポートまで一気通貫で提供しています。それを実現させるためには、社員のITに対する技(わざ)が必要です。
私たちは新しいIT技術と社員が持つ技(わざ)を掛け合わせることで、お客様にとっての最適解が提供できると考えており、夢のある豊かな社会の実現に向けて、挑戦していきたいと思っています。

ctc

 

井本様

新入社員の未来を切り拓くために行っている具体的な取り組みについて教えてください

井本様:入社後の新入社員研修では、職種に関わらず、全員2カ月間、ビジネスマインドやビジネススキルを習得します。具体的には、ビジネスマナーをはじめ、IT知識の習得、お客様への提案を疑似体験するようなカリキュラムを用意しております。エンジニア向けには、そこからさらに数カ月間、ITのベースとなるスキルを習得するための研修を実施しています。

配属後はOJTトレーナー制度を設けており、入社後3年間は先輩社員がトレーナーとして伴走します。また将来的なキャリアパスをどのように実現していくのか、会社としてもしっかりサポートする目的で「キャリア形成支援制度」を設けております。これは年に一回、直属の上司と面談することで、これまでのキャリアをどのように捉えて、将来どんなキャリアを積んでいきたいかをお互いに確認し、一緒にキャリアパスを描いていく制度です。

他には、直属の上司と 定期的に1on1を実施し、新入社員としっかり対話する場を設けることで、上司との関係構築を強化しています。そこをベースに仕事の相談だけでなく、プライベートの悩みもざっくばらんに相談してもらうことで、日々の業務の相談がしやすくなったり、本人の強みや嗜好性を知ることができます。

こうした取り組みを続けていくことで、より良いキャリアパスを一緒に模索していきたいと考えています。

新入社員の方が1年後に達成しているべき目標や身につけていてほしいスキルについて教えてください

井本様:ぜひ、「主体的に挑戦できる状態」になってもらいたいですね。
入社後の研修テーマとして「自律と協働」を掲げています。とはいえ、最初は誰しも右も左もわからないような状態でのスタートとなります。そのような中でも、自分でしっかり努力をして勉強をする。そして配属後には、周りの上司や先輩方の手助けを得ながら、少しずつできることを増やしてもらいたいです。

また、CTCの社員アンケートでは、「1年目からでもチャレンジできる環境である」という声を多くもらっています。実際に先輩や上司も「失敗してくれるな」とは誰も言いませんし、「失敗してもいいから、どんどんチャレンジしてほしい」 という土壌があります。 失敗することを恐れず、チャレンジする姿勢で仕事に取り組み、1年経った時には主体的にチャレンジできる積極性を身に付けて、業務全体を理解できる人になってほしいと思います。

研修が新入社員に与えた影響や変化について教えてください

三品様:入社した直後は、学生気分が抜け切っていない状態の方が多いですが、2カ月間の研修を終えた後には顔つきも変わり、しっかり社会人マインドが身について現場で活躍できる状態になっています。CTCで働くうえでのキーワードは「挑戦」です。新入社員研修の中で主体的に動くことをテーマの一つにしており、CTCで活躍するための土台を身につけることができます。

また、研修期間中はグループワークも多く行われ、同期との関係構築にも繋がっております。研修中はもちろんですが、配属された後も有益な情報は新人同士でギブアンドテイクしている様子も見受けられます。こうした新入社員同士のコミュニケーションが円滑になったことも研修の効果だと思います。

ctc4

 

三品様

研修実施後、新入社員育成に対して感じた課題はありますか?また新入社員の未来を切り拓いていくためには何が大切だと考えますか?

三品様:CTCでは、挑戦することを重要視しています。今年の新入社員はとても素直な方が多かったのですが、もっともっと挑戦できるように自分で考える「思考力」がより必要になると感じました。

人は誰しも、成功したいとか、失敗を恐れる傾向がありますよね。失敗を恐れず挑戦する価値に気づいてもらえるように、研修のうちから失敗を体感してもらいたいと思います。次年度は失敗を恐れず、挑戦していくマインドを身につけられるような研修を企画したいですね。

チェンジが提供した研修は御社の理念にどのようにマッチしていましたか?

三品様:CTCのミッションは「明日を変えるITの可能性に挑み、夢のある豊かな社会の実現に貢献する」です。このミッションの実現のためには、お客様の課題や、お客様が気づいていない課題を理解して、共感することが不可欠だと思っております。今回の新入社員研修では、顧客ヒアリングから提案までを実体験として経験できたことが非常に印象的で、その点が当社の理念に近いものを感じました。

研修会社を選定するうえでの決め手はなんでしょうか?

金岡様:変化の激しい、そして変化の速いこの時代に、今の世代の新入社員によりマッチした研修を提供していく必要があると考えています。時代の流れを的確につかみ、なおかつ当社の社風や企業風土を理解したうえで研修を提案いただけるかを重視しています。

ctc2

 

金岡様

今回、チェンジに依頼して良かった点を教えてください

金岡様:チェンジさんはIT業界に非常に精通されており、業界に合わせた研修を提案していただけたことが良かったですね。また、研修を通じて、お客様に選ばれることの難しさ、ビジネススタンスの厳しさを伝えていただけ、新入社員からは、「ビジネスで選ばれていくということの厳しさを実感できた」との声もあがっていました。


また、新入社員が研修中に少し中だるみした時には、厳しくアプローチしていただきました。厳しく指導する時と、褒めるポイントやタイミングといった「温度感」を丁寧に調整していただけたことで、より新入社員の意向に沿った研修を実施できたのではないかと思っています。

編集後記

今回のインタビューでは、経営企画グループ人事総務室人材戦略部新卒採用課の皆様にご協力をいただきました。取材の準備にあたる私たちに優しく声をかけていただき、インタビューには明るく、かつ真剣な態度で応じていただきました。忙しい時間を割いてインタビューにご協力頂きましたことを、この場を借りて心より感謝を申し上げます。


CTCの真髄は、企業文化に根差した「挑戦」の精神にあると思います。失敗をチャンスと捉え、プロフェッショナルに成長していく新入社員の未来の姿に期待しています。

 

  • TOP      >      
  • インタビュー      >      
  • 「突き抜けろ。未来まで。」CTCが考える新入社員の目指すべき姿