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<『ビジ・コレ』第7号〜千葉県〜>
研修とコンサルティングの株式会社チェンジ Presents
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『ビジ・コレ』第7号〜千葉県〜
(ビジネスコミュニケーション、コレでいこう!)
 〜全国いろいろ”ご当地ビジネス”〜
 ビジネスの「引出し」を増やしビジネスコミュニケーションの
 「きっかけ」となる、コレだ!というネタをお届けします。

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読者の皆さま

こんにちは。株式会社チェンジの矢橋です。

早くも7月で夏真っ盛りです。海やプールも水開きとなっています。
読者の皆様も夏休みの計画を立てたりしながら、ちょっとワクワク
しているのではないでしょうか。
(私も、ちゃんと休みを取れるように今から頑張ります。)

さて、今週は千葉県を『ビジ・コレ』します。
千葉県には、成田国際空港や東京ディズニーリゾートもあります。

夏休みに海外に行かれる方、または家族サービスでミッキーに
会いに行く方などは、千葉県のお世話になるわけですね。
もちろん、千葉県は海に面しているので、九十九里浜など海水浴や
サーフィンなどマリンスポーツも楽しめます。
さらに、冷たいビールのお供に最適なピーナッツも千葉県の名産です。

夏の暑さと一緒に、『ビジ・コレ』で、千葉県の素晴らしさを
再検証しましょう。


◆◆◆千葉県は巨大な島?◆◆◆

チェンジのメルマガ読者は、関東圏にご勤務の方が多いので、
千葉県ご出身、または現在お住まいの方も多いと思います。
今回はそんな身近?な県ですので、ちょっと細かいところから
考えてみましょう。

さて、突然ですが、クイズです。
千葉県は、どんな県と接しているでしょう?

簡単ですね。
東京都、埼玉県、茨城県です。

では、その県境は何で区切られているでしょうか?

東京都とは、江戸川(と旧江戸川)が境になっています。
また、埼玉県とも松戸や流山のあたりで接していますが、ここでも
江戸川が県境となっています。
そして、北側で接しているのは、茨城県ですが、関東地方の大河川
である利根川が県境になっています。
つまり、千葉県とまわりの県(都)の境は、すべて大きな川
なのです。それ以外だと、海に接しています。

千葉県は、周りを全て海や川に囲まれたユニークな県です。
周りが全て水となると、千葉県は、本州にある唯一かつ巨大な島と
呼んでも良いかもしれません。


◆◆◆千葉県と和歌山県の関係?◆◆◆

そんな海や川に囲まれた千葉県ゆえ、今まで水運ベースの交通網に
頼ってきたという背景があります。
例えば、第1回レコード大賞(1960年)を受賞した橋幸夫のヒット曲
『潮来笠』も、利根川の川渡しがテーマですね。(古いですが・・)

さて、千葉県の海側は、黒潮(日本海流)の通り道です。
暖流である黒潮は、多種の魚を育てる豊かな漁場です。そして、
魚だけでなく、和歌山から新たな漁場を求めてやってきた人たちも、
そんな黒潮に乗り、千葉県に移り住むようになりました。

勝浦、白浜など、和歌山県にある地名と同じ地名が千葉県にあるのも、
そんな名残だそうです。

その和歌山の人たちが持ち込んだのが、和歌山の湯浅が発祥と
いわれる醤油です。
折しも当時、江戸では庶民の食習慣で醤油需要が高まっていた頃です。
江戸幕府の「上方(関西地方)に生活物資を頼らない」という
政策も追い風となって、銚子や野田は醤油の一大産地に発展して
いきました。

今回の千葉のご当地ビジネスは、その千葉県野田市にルーツを持つ、
キッコーマンを紹介します。


◆◆◆宮内庁御用達のキッコーマン◆◆◆

キッコーマンの歴史は江戸時代初期にさかのぼります。
高梨兵左衛門と茂木七左衞門が野田で醤油や味噌を作り始めたのは
寛文年間(1660年前後)のことでした。
その後、江戸時代、明治時代にかけて発展を遂げ、鉄道事業や
銀行事業も手がけるようになりました。

1917年(大正6年)には茂木一族と高梨一族の8家合同による
野田醤油株式会社が誕生し、これがキッコーマンの前身となります。
当時は、実に200以上もの醤油ブランドを抱えていましたが、会社を
形作る過程で1940年までには、ブランドを「亀甲萬」に統一され、
現在のキッコーマンにつながります。

このように、キッコーマンの歴史はたいへん古いものですが、
ただ古いだけではありません。
野田市の江戸川沿いにはキッコーマンの御用蔵があります。
この一見お城のように見える白壁の建物こそが、宮内庁御用達の
醤油をつくるための蔵なのです。

キッコーマンの醤油は、まだ天皇が現人神であった当時の宮内庁も
認めるほど伝統のあるものだったのです。
ちなみに、この「御用蔵醤油」、野田近辺の一部のお店でしか購入
できないそうですが、通販で扱っているお店もあるようなので
興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。
 御用蔵醤油(通販):http://heartland.ocnk.net/product/13

なお、この「御用蔵醤油」をなるべくリーズナブルに味わえるように
開発されたのが、値段は少し高いにも関らず醤油業界で空前の
ヒット商品となった「特選丸大豆しょうゆ」です。
これはどこでも購入できますね。
ご自宅でお使いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 特選丸大豆しょうゆ:
 http://www.kikkoman.co.jp/products/lineup/11516.html

キッコーマンというと「醤油」の和風な印象がありますが、実は
1963年からデルモンテと提携し、「デルモンテ」ブランドで
ケチャップや野菜ジュースなどの提供も行っています。
さらに、日本で初めて中濃ソースを発売するなど、洋風調味料を
積極的に紹介してきました。

一方で、「醤油」という和風調味料の海外販売を始め、「Soy Sauce」
の存在を世界に知らしめたのも、キッコーマンだったのです。
メーカーとしては比較的早くからグローバルな視点を持っていたと
言えるでしょう。


◆◆◆グローバルな展開◆◆◆

現在は寿司などの日本食ブームもあって、醤油(Soy Sauce)は
海外でも比較的存在感があります。
しかしながら、キッコーマンが海外展開をはじめた1950年代、東洋の
一島国から来た黒い液体は、なかなか受け入れてもらえなかったと
いいます。

そんな状況を打開したのが、サンフランシスコ・クロニクル紙で
「オール・パーパス・シーズニング」と紹介された記事でした。
オール・パーパス・シーズニング、訳すなら万能調味料と言った
ところでしょうか。

このコピーをうまく活用し、キッコーマンは、スーパーマーケットに
おける店頭デモンストレーションを繰り返します。
味覚というなかなか伝えられない魅力を、醤油をつけたチキンや
ビーフを焼く匂いで伝える、まさにシズル感(Sizzle:肉が焼ける
じゅうじゅうという音)で訴えかける手法で、キッコーマンの商品・
ブランドはアメリカ合衆国内に浸透してきました。
醤油の焼けるあの良い匂いには、国籍問わず誰も抗えないのですね。

今では「Soy Sauceをください」よりも「キッコーマンをください」
の方が通じるところもあるようです。

そんなキッコーマンブランドを合衆国で加速させたのは、1976年、
フロリダのディズニーランドにあるレストランのスポンサーに
なったことでした。
当時最初の外国企業だったということからも、キッコーマンの
存在感が伝わってきます。
キッコーマン提供のレストランは大ヒットし、ブランド浸透にも
大きく貢献しました。
現在でも東京ディズニーランドとディズニーシーでのレストラン
スポンサーとなっています。


◆◆◆アメリカでも50周年◆◆◆

ちょうど今年はキッコーマンがアメリカに進出して50周年です。
50周年を記念したデザインの醤油を発売するほか、
タレントの松岡修造氏を「キッコーマンしょうゆ大使」に任命し、
「しょうゆレシピ」の公募、シンポジウムの開催など、さまざまな
イベントを行っていくということです。
 アメリカ進出50周年プロジェクト:
 http://www.kikkoman.co.jp/50th/index.html

矢橋は、もちろん醤油は大好きで、何にでもかけてしまいます。
日本人にとって醤油は、食の基本、文化の基本とも言えるのでしょう。
(醤油顔、とかも言いますよね)

ちなみに一説によると、日本料理の味付けとして、ヨーロッパ料理
のように香辛料、調味料、ソースなどが発展しなかったのは、
醤油に一因があるそうです。
調味料として、醤油は美味しすぎるのだそうです。つまり、
醤油さえあれば、それ以外にゴテゴテと味付けする必要がなく、
結果としてソースが発展しなかったということです。
なんだかすごい発明だったのですね。

海外でスーパーに寄ったときも、レストランに寄ったときも、棚に
キッコーマンが置いてあるのを見て、なんだか日本人であることを、
肯定されたような気持ちになったことをよく覚えています。
海外でそんな気持ちになれるのも、自分が生まれるずっと前から、
キッコーマンがアメリカに進出し、醤油を熱心に販売してくれていた
おかげだったのですね。

海外から見ると、日本の特色というものはよく見えるものです。
これからの夏の旅行シーズン、海外で日本発の商品を見かけること
もあると思います。そんなときは、ぜひその過程にあったはずの
「日本発の情熱」に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。


今週もご愛読ありがとうございました。
来週は、日本海側に移動して、新潟県から「ビジ・コレ」です。
先々週の宮崎から宮崎地鶏のタマゴ、千葉県の御用蔵醤油、そして
来週の新潟県のコシヒカリで、贅沢なタマゴかけご飯を楽しんでは
いかがでしょうか。
もちろん「ビジ・コレ」も、お楽しみに。


◆◆◆『ビジ・コレ』ご当地紹介スケジュール◆◆◆

来週:新潟県
9:岡山県
10:群馬県
11:福岡県
12:静岡県
13:徳島県
14:三重県
15:山口県
16:石川県
17:滋賀県
18:広島県
19:福井県
20:京都府


◆◆◆ 要望・体験談・コメント募集! ◆◆◆

目次以外にも取り上げて欲しい都道府県・会社があれば、
ご要望をお寄せ下さい。
今回のテーマに関連しそうな皆様の経験談をお寄せください。
また、ご意見・ご質問等も、下記までご遠慮なくお願いします。
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◆◆◆ 株式会社チェンジとは? ◆◆◆

私たちチェンジは、社名の通り企業のお客様を対象に「変革」の
お手伝いをしています。
具体的には、コンサルティングと企業研修の2つの事業を通じて、
自らを変える必要を感じているお客様に対し、目指す姿を明確化
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