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| <『ビジ・コレ』第6号〜宮崎県〜> |
研修とコンサルティングの株式会社チェンジ Presents
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『ビジ・コレ』第6号〜宮崎県〜
(ビジネスコミュニケーション、コレでいこう!)
〜全国いろいろ”ご当地ビジネス”〜
ビジネスの「引出し」を増やしビジネスコミュニケーションの
「きっかけ」となる、コレだ!というネタをお届けします。
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読者の皆さま
こんにちは。株式会社チェンジの矢橋です。
梅雨入りを発表したと思ったら、取り消し訂正したり、四国では
この時期に水不足になったりと、なんだか天気が落ち着きません。
毎年、異常気象だなんだと言われたりもしますが、本当に何かが
変わりつつあるのか、あるいは単なる気のせいなのか。
本当のことはわかりませんが、無理なく環境に気を遣った生活を
心がけたいです。
さて今週は、昨今いろいろと話題の宮崎県です。
突然ですが、「太陽のタマゴ」ってご存知ですか?
1玉で350g以上もある宮崎県産の大玉完熟マンゴーです。
http://miyazaki.daa.jp/oss/mango/
なんとこのマンゴーは、特大サイズのものだと、なんと1玉1万円も
するものもある超高級名産品です。
残念ながら、かつ当然ながら私は食したことはありませんが、
食べた人によれば、「濃厚かつ爽やかな香りと甘みが脳を直撃し、
気分は南国パラダイス♪」らしいです。
私もロト6が当たったら、是非お取り寄せしてみようと思います。
それでは、南国パラダイス宮崎県を「ビジ・コレ」しましょう。
◆◆◆そのまんま宮崎県!?◆◆◆
さて、宮崎県ですが、皆様どこにあるかご存知でしょうか?
日本地図をイメージしてみてください。
宮崎県は、九州の南東部、大分の南、熊本・鹿児島の東にあります。
最近は、「そのまんま東」こと東国原英夫氏が知事に選出された
ことでも注目を集めています。
タレントがその知名度を活かして政治の世界へ転身する例は、
しばしば見られますが、この東国原氏、実は小さい頃から
「芸人と政治家になる」ことが夢だったそうです。
「芸人『か(または)』政治家になる」ではなく、
「芸人『と(および)』政治家になる」というのがポイントです。
何でも幼少の頃に、サーカスを見てその「笑い」のパワーに感動
して芸人を志し、また、地元の有力者でもあった実父の影響から
政治家をも志すようになったということです。
紆余曲折を経たとはいえ、子供の頃の夢をともに実現したときは、
さぞかし感慨深かったものでしょう。
とはいえ、東国原知事による県政ははじまったばかり。
談合事件で辞職、逮捕された安藤前知事の後任としての大きく
期待されています。
東国原氏は「新しい宮崎・クリーンな宮崎・おもてなし日本一の
宮崎を創るための基本政策」として「そのまんまマニフェスト」を
提示し、2007年4月時点での支持率が86%を超えるほど大きな支持を
得ています。
特に宮崎のPRには相当熱心で、宮崎地鶏の真空パックを持ち歩き、
お土産として積極的に活用しているほどです。
そのまんまマニフェスト:http://sonomanmakai.net/manifest/
宮崎は地鶏も有名ですが、個人的にはこれから暑くなる季節、
冷汁がオススメです。(マンゴーは買えないので・・・)
東京では新宿に宮崎のアンテナショップがあるので、興味が
あったら覗いてみてはいかがでしょうか。面白いですよ。
新宿みやざき館 KONNNE:http://www.konne.jp/index.html
◆◆◆宮崎県の企業、旭化成◆◆◆
その宮崎県、かつては新婚旅行のメッカともなっていたそうですが
ここ暫くは、東国原知事就任以前まで、正直あまり注目されて
こなかったかもしれません。
耳に入るのは、春先の野球チームのキャンプインと、巨大リゾート
シーガイアの破綻と再建の話題くらいでした。
ともあれ、野球キャンプ、リゾートというように、南国の
凌ぎやすい気候と豊かな自然が宮崎の特徴のひとつです。
その豊かな自然の中には、高千穂の峰々の水源、河口部の広大な
平野のように、ビジネスに恩恵をもたらすものもありました。
そんな風土の中で生まれた宮崎出身の企業が、延岡で創業された
日本窒素肥料に端を発する旭化成です。
◆◆◆旭化成とは◆◆◆
旭化成といえば、”イヒ!”のCMで有名ですが、実はどんな
企業なのか、どんな商品をつくっているのか、ちょっとイメージが
わきません。
サランラップ、ジップロック、ヘーベルハウス、などは聞いたこと
がある方も多いと思いますが、実は旭化成の事業分野はもっと
多岐にわたっているのです。
先日の茨城県の時と同様、決算書から事業分野を見てみましょう。
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/ir/presentation/cnsldtd.html
セグメント別に見ると、ケミカル事業、住宅事業、医薬・医療事業、
繊維事業、エレクトロニクス事業、建材事業、生活製品関連事業、
その他(サービス・エンジニアリング事業)で、その他を除くと
7つのセグメントに分けられているのがわかります。
旭化成は、もともと日本窒素肥料の持つアンモニア合成技術を
有効活用するため、レーヨンを製造したのがはじまりでした。
つまり、「繊維事業」をメインにスタートしたわけです。
しかしその後は、時代の流れに応じた事業を展開してきました。
詳細な数字は不明ですが、昭和40年度は売上の9割ほどを占めていた
繊維事業は、昭和60年度には2割ほどに縮小。
代わりに、ケミカル事業が約半分ほどの売上を占めるようになります。
現在でもケミカル事業は売上の約半分を占める中核事業であり、
ついで住宅事業が3割弱ほどの割合となっています。
http://www.asahi-kasei-jobs.com/about/04.html
このように多角経営を推進し、その中で高収益事業を選択・拡大して
いったのが、現在の旭化成です。
これは、旭化成中興の祖とも言われる宮崎輝(みやざき かがやき)
の採った「いもづる式経営」の成果でした。
「いもづる式経営」とは、自社の持つ技術を深堀し、新たな「つる」
を拡げる、その「つる」の節々では「いも」という新たな事業が
生まれる、という経営理念です。
その背景および成功要因には、旭化成の持つ幅広い技術力に加え、
社内カンパニー制を導入し、効率的かつ自主的な事業化を求める
組織・風土があったのだと考えられます。
◆◆◆旭化成と運動部◆◆◆
旭化成といえば、優秀な選手を擁する運動部があることでも有名です。
陸上部では、マラソンの宗茂、宗猛選手や谷口博美選手を輩出して
いますし、柔道部でも、モントリオールオリンピック無差別級
金メダルの上村春樹選手をはじめ、全日本事業団体の大会でも11回の
優勝を誇ります。
通常企業の運動部の選手というと企業の広告塔もかねる場合が多く、
したがってケガなどで引退すると、なかなか企業の業務に加われない
というジレンマがありました。
しかしながら旭化成では、
・企業が人を育てることと、スポーツ選手を育てることを、
旭化成の幹部の人たちが同じ目線で見ていること
・スポーツ選手自身も、旭化成の一社員として社会人・企業人の自覚を
強く持っていること
・地域社会や一般社員が一体となって運動部を盛り上げ、
ともに参加しているという意識を持っていること
・運動部のコーチ、監督らの指導者が、勝つことだけを目的とせず、
人間性の育成に重きを置いていること
という理念のもと、運動部を運営しています。
つまり、あの宗兄弟も、首を左右に傾けながら、電卓を叩いては
精算伝票を切っていたということです。
その光景は、ちょっと見てみたかったですね。
旭化成では、運動部を単なる熱血「体育会系」ではなく
「困難に立ち向かう」ための人間性の育成という視点でとらえている
のが非常に興味深いです。
旭化成のスポーツを探る!:
http://www.asahi-kasei-jobs.com/8ch/8ch02.html
◆◆◆「イヒ!」?◆◆◆
旭化成といえば忘れてはいけないのが、「イヒ!」というユニーク
なテレビCMです。
視聴者からすれば、もともと「どんな会社なんだろう?」という
あやふやなイメージの上に重ねて、「イヒ!」です。
「なんのこっちゃ?」と、ますますわけがわからなくなりそうな
ところですが、不思議と「おもしろそうな会社だな」という印象が
残っているのではないでしょうか。
確かに、延々と「事業内容はこれこれをやっています・・・」と
説明されるよりは、よっぽど「おもしろいことイロイロやってます」
ということが伝わりそうな気もします。
この広告の背景には、人気テレビ番組「なるほど!ザ・ワールド」
の単独提供に終止符を打ち、改めて”幅広い層にコーポレート・
コミュニケーションがしたい”という旭化成の想いがありました。
常に新しいことにチャレンジする旭化成のテーマは「ひらめき」。
ケミカル事業を象徴するともいえる漢字の「化」を「イヒ!」と読む、
そんな発想の「ひらめき」が、あのCMにつながったのです。
◆◆◆イヒ!から脱却して◆◆◆
「イヒ!」のCMが始まってから10周年を迎える今年、広告の
キャラクター「イヒ君!」も、残念ながら、もう“引退”する
ということです。
いままで「選択と拡大」路線で事業を広げてきた旭化成ですが、
近年は「選択と集中」という経営判断がされる場面も多く見られます。
多角化する企業のイメージをうまくまとめた「イヒ!君」の引退は、
旭化成の今後の方向性を示唆しているのかもしれません。
「イヒ!」という企業の親しみやすさ、おもしろさから脱皮して、
再度各事業のチャレンジ精神を喚起し、特にグローバル市場での
拡大を指向するものだと考えることもできます。
従来の県政から大きく舵を切ろうとしている宮崎県と、
「イヒ!」に頼らず新たなチャレンジのステージに踏み出そうと
している旭化成。
南国ののどかな気候に甘んじることなく、従来の「しがらみ」から
脱却して、自らの力で新しい成長に挑戦しようとする宮崎県の
これからに、大いに期待したいですね。
今週もご愛読ありがとうございました。
来週は、首都圏から初めての「ビジ・コレ」です。お楽しみに。
◆◆◆『ビジ・コレ』ご当地紹介スケジュール◆◆◆
来週:千葉県
8:新潟県
9:岡山県
10:群馬県
11:福岡県
12:静岡県
13:徳島県
14:三重県
15:山口県
16:石川県
17:滋賀県
18:広島県
19:福井県
20:京都府
◆◆◆ 要望・体験談・コメント募集! ◆◆◆
目次以外にも取り上げて欲しい都道府県・会社があれば、
ご要望をお寄せ下さい。
今回のテーマに関連しそうな皆様の経験談をお寄せください。
また、ご意見・ご質問等も、下記までご遠慮なくお願いします。
info@change-jp.com
◆◆◆ 株式会社チェンジとは? ◆◆◆
私たちチェンジは、社名の通り企業のお客様を対象に「変革」の
お手伝いをしています。
具体的には、コンサルティングと企業研修の2つの事業を通じて、
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URL: http://www.change-jp.com/ Mail:info@change-jp.com
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『ビジネスコミュニケーション、コレでいこう!』
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