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| <『ビジ・コレ』第1号〜愛知県〜> |
研修とコンサルティングの株式会社チェンジ Presents
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『ビジ・コレ』第1号〜愛知県〜
(ビジネスコミュニケーション、コレでいこう!)
〜全国いろいろ”ご当地ビジネス”〜
ビジネスの「引出し」を増やしビジネスコミュニケーションの
「きっかけ」となる、コレだ!というネタをお届けします。
★★★※注※★★★
今週から、メルマガの差出人名が
”■株式会社チェンジ:『ビジ・コレ』■ ”にマイナーチェンジ
しました。スパムメールと間違えて削除しないでくださいませ。
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読者の皆さま
こんにちは。株式会社チェンジの矢橋です。
『ビジ・チュ』ブログ&SNS以来の登場です。
http://www.change-jp.com/vision/mm/mm_3-12-2.html
読者の皆様、引き続きのご愛読ありがとうございます。
今週から、ついに新シリーズ『ビジ・コレ』の第1号をスタート
させます。
毎週毎週、自分の足や目や耳を使って仕入れてきた全国津々浦々の
『ビジ・コレ』を紹介し、読者の皆様のビジネスコミュニケーション
能力の向上を目指します。
さて、記念すべき第1回は、日本の真ん中、愛知県からです。
トヨタ自動車が空前の営業利益をたたき出したり、恐ろしい事件が
起こったりと、ここ最近は愛知県発のニュースが絶えません。
そんな中、実は皆様も毎日お世話になっている愛知県のあの会社に
ついて、一緒に『ビジ・コレ』していきましょう。
ちなみに、前回の号末で、金田が”愛知県出身の矢橋”と紹介して
いましたが、私は本当は岐阜県出身です。
でも、中学・高校と愛知県に通学し、愛知県を愛して止まない
一人であることに違いはありません。
◆◆◆愛知県のものづくり風土◆◆◆
さて、愛知県。みなさんどこにあるのかご存知ですよね?
愛知県は日本列島のほぼ中心で東西交通の要所に位置しています。
木曽三川と呼ばれる揖斐川、長良川、木曽川の豊かな水運、濃尾平野の
肥沃な土地を擁し、木曽の山々から運ばれる木材による林業、
木材加工業、三河の木綿による繊維産業など、古くからものづくりの
風土が息づいていました。
その後、広大な平野、豊富な水資源を背景に、軍需に応えるかたちで
工作機械などの製造業が発達します。
戦後、これらの製造業は、自動車産業、航空機産業へとかたちを変え、
愛知県のものづくり産業の骨格を支えてきました。
愛知県の製造品出荷額等(平成16年)は、昭和52年以来、
28年連続全国第1位であり、2003年の統計によると、繊維製品、
輸送用機械器具、窯業・土石製品の分野などで全国トップを誇ります。
http://www.pref.aichi.jp/ricchitsusho/oasys/aichi_ol/03.html
先日GMを抜いて販売台数で世界第一位となったトヨタは、
そんなものづくり文化の代表格と言えるでしょう。
◆◆◆愛知県といえば?◆◆◆
突然ですが、連想ゲームです。
愛知県といえば何を思い浮かべますか?
名古屋城の金の鯱、味噌カツ、エビフライ、喫茶店文化・・・
といった声が聞こえてきます。
「喫茶店文化?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
実は、愛知県は、独特の喫茶店文化があるのです。特に、喫茶店の
「モーニングセット」はコーヒーを注文しただけで、厚切りトーストや
ゆで卵、サラダなども一緒に付いてくることで有名です。
名古屋市の統計によると、1平方キロあたりの喫茶店の数では、
大阪についで2位ですが、世帯あたりの年間喫茶代は、
全国でダントツのトップです。
http://www.city.nagoya.jp/shisei/toukei/web/kikakukiji/
nagoya00013118.html
この文化の発端として面白い説があります。
もともと愛知県には工場が多く、その従業員が工場では音が大きくて
お互いおしゃべりができなかったそうです。
その結果、就業後に喫茶店で親交を深めた、そして、喫茶店の数が
増えた、ということらしいです。
風が吹けば桶屋が儲かる的な話なので、真偽のほどはわかりませんが、
東日本でも、西日本でもない、愛知県の独特のカルチャーを象徴する
喫茶店は、「ものづくり文化」の副産物と言えるかもしれません。
名古屋へお越しの際は、是非コメダ珈琲店へ足をお運びください。
http://www.harsheys.com/komeda/komeda.html
◆◆◆愛知県の歴史的産業:窯業とINAX◆◆◆
”愛知県”、”ものづくり”と言えば、トヨタに代表される自動車
産業がすぐに思い浮かぶことと思います。
トヨタは愛知県はもちろん、日本が世界に誇るものづくりの集大成
とも言えるでしょう。
しかし愛知県はトヨタだけではありません。
もっと古くからある「ものづくり」が、今でも息づいているのです!
それは、この地域の良質な陶土から発展した窯業です。
いわゆる「瀬戸物」と一般名詞化されている陶磁器は、愛知県瀬戸市
の焼き物が、その総称として広まったものです。
さらに愛知県にはその瀬戸と同様、日本六古窯として有名な常滑
という街があります。
その常滑こそが、私たちが普段洗面所で目にし、そして毎日何度も
お世話になっている白くて大きな陶磁器を製造している会社、
「INAX」創業の地なのです。
INAXは1924年(大正13年)「伊那製陶」として創業され、現在は
タイルでは世界一、衛生陶器では東陶機器についで全国2位を誇る
衛生陶器・建材メーカーです。
創業時の商品はタイル、陶管などでした。陶管とは陶器製の土管の
ことで、明治時代に下水道整備のために呼ばれたお雇い外国人に
よって常滑で生産がはじまり、地場産業として発展してきました。
もともと常滑焼は瓶のような大型のものが多くつくられていたので、
管のような大きな陶器の生産技術が受け継がれてきたのだと
考えられます。
伝統的な文化が、時代の流れに沿って地場産業になり、それが全国の
そして世界のビジネスに成長していく・・・
INAXは、まさにそんなプロセスを辿ったのです。
◆◆◆INAXのCI戦略◆◆◆
CIという言葉をご存知でしょうか?CIとは、「Corporate Identity」
の略で、一般的には「顧客がある企業をその企業だと認識できる
ようなデザインのしくみ」のことを言います。
INAXはビジネスを全国展開するにあたって、このCI戦略を見事に
機能させました。
1985年、INAXは当時のブランドだった「ina」に、未知の可能性を
表す”x”を加え、社名をINAXに改称しました。
そして、”INAX”の新しいカンパニーロゴマークを導入するとともに
会社の新理念INAX5を制定しました。
また、東京赤坂アークヒルズの最上階にショールームをつくるなど、
精力的な企業広報活動も功を奏し、瞬く間にINAXの知名度は上がり
ました。
今では当たり前となったCI活動ですが、当時としては非常に
先進的な試みでした。
INAXのCI戦略の成功は、当時のCIブームに火付け役にもなり、
CIの有効性を示す好例として、今でもしばしば取り上げられて
います。
http://www.paos.net/work/inax.html
◆◆◆トイレを応接間にする?◆◆◆
INAXはトイレ、バス、キッチンなど、住環境における水周り関連の
製品に加え、建物外壁に使われるタイルなどを扱っています。
その中でも印象的なのがトイレのフラッグシップモデル、
「SATIS(サティス)」です。
2001年「トイレを応接間にする」というコンセプトの元で登場した
このトイレは、タンクレス、節水機能に加えて、その美しい
デザインが眼をひきます。
通常トイレというと、住宅の中ではどちらかといえば陽のあたらない
位置づけでしたが、この「トイレをデザインする」という斬新な
発想と、かつてないモダンなデザインが高く評価されました。
トイレの常識を変えたといってもいいかもしれません。
そのデザインが評価され、SATISはグッドデザイン賞金賞を受賞しました。
サティス:
http://www.inax.co.jp/products/toiletroom/toilet/satis/
グッドデザイン賞受賞:
http://www.inax.co.jp/company/news/bn/2002_04/1015.html
なお、一般に我々は温水洗浄便座のことを「ウォッシュレット」と
呼ぶことが多いですが、これは実は東陶機器(TOTO)の登録商標です。
INAXの名称は「シャワートイレ」です。
知名度では少し遅れをとっているかもしれませんが、実は1967年、
INAXはTOTOに13年も先駆けて、温水洗浄便座一体型便器
「サニタリーナ61」の発売を開始しました。
CI戦略以前から、先進的な技術の導入に積極的だったことがわかります。
◆◆◆文化機関としてのINAX◆◆◆
INAXは文化活動に先進的な企業として知られています。
「企業は経済機関であるとともに、文化機関である」というのが
INAXの企業姿勢です。当然ながら環境問題対策にも積極的で、製品の
節水機能をより強化しているほか、ISO14001の取得、全社員の
環境意識の深い浸透が評価され、2006年に日本環境経営大賞の
環境経営パール大賞を受賞しています。
常滑の土からはじまったINAXの事業理念は、地球環境の面でも確実に
根をはり、私たちに豊かな生活空間と生活文化をもたらしています。
伝統産業をベースとしながらも、時代の要請に応じて柔軟かつ
積極的にチャレンジを続ける。
INAXの歴史を振り返ると、そこに日本のものづくり文化の縮図が
あるように思いました。
焼き物づくりから世界的メーカーに成長したINAXのものづくり精神
や歴史の中に、皆様の会社・部門の成長のヒントに繋がるものが
きっと隠されているはずです。
洗面所で、お風呂で、毎日出合うINAXのロゴを見るたびに、
今週の『ビジ・コレ』を思い出して、一人静かに隠されてヒントに
想いを馳せてみてください。
◆◆◆来週は長野県です◆◆◆
今週の『ビジ・コレ』〜愛知県〜は、いかがでしたか?
愛知県=トヨタ自動車ばかりでは、やはり芸がありません。
愛知県と聞いたら、「瀬戸物」そして「INAX」とビジネス
コミュニケーションを展開できると、グッとレベルアップします。
是非お試しください。
さて、来週は長野県です。
温泉やスキー場、野沢菜に脱ダムといろいろありますが、
ご当地のあの会社について紹介します。
来週も、お楽しみに。
まだまだ、『ビジ・コレ』は始まったばかりです。
読者の皆様からのご意見をお待ちしております。
是非、新しいシリーズも皆様と一緒に育てていきたいと思います。
◆◆◆『ビジ・コレ』ご当地紹介スケジュール◆◆◆
来週:長野県
3:岐阜県
4:茨城県
5:兵庫県
6:宮崎県
7:千葉県
8:新潟県
9:岡山県
10:群馬県
11:福岡県
12:静岡県
13:徳島県
14:三重県
15:山口県
16:石川県
17:滋賀県
18:広島県
19:福井県
20:京都府
◆◆◆ 要望・体験談・コメント募集! ◆◆◆
目次以外にも取り上げて欲しい都道府県・会社があれば、
ご要望をお寄せ下さい。
今回のテーマに関連しそうな皆様の経験談をお寄せください。
また、ご意見・ご質問等も、下記までご遠慮なくお願いします。
info@change-jp.com
◆◆◆ 株式会社チェンジとは? ◆◆◆
私たちチェンジは、社名の通り企業のお客様を対象に「変革」のお
手伝いをしています。具体的には、コンサルティングと企業研修の
2つの事業を通じて、自らを変える必要を感じているお客様に対し、
目指す姿を明確化する企画段階からその企画の実行まで、幅広いご
支援をご提供しています。
詳しくはお手数ですが、弊社WebSiteをご訪問下さい。
URL: http://www.change-jp.com/ Mail:info@change-jp.com
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発行者:株式会社チェンジ(編集担当:金田)
150-0002 東京都渋谷区渋谷2-11-13 松田渋谷ビルディング3F
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