研修とコンサルティングの株式会社チェンジ
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『ビジネス・チュートリアル』No.10
いまさら聞けないビジネス常識を、読者の皆様だけに、こそっと
教えます。
※チュートリアル(tutorial):家庭教師・個別指導の意
<<『コーポレート・ガバナンス』第2集>>
〜ステークホルダーって何だ?(1)〜
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トゥールビヨンという聞きなれない言葉を雑誌で目にします。
「何だろ?」と思っていたら、今ではすっかり懐かしい存在に
なった河村隆一(元ルナシー)が3ヶ月前くらいに出した
CDアルバムのタイトルにもなっていました。
トゥールビヨン(tourbillon:仏語)は、腕時計の精度を高める
ための複雑な機構です。最近知ったので、新技術かと思ったら
1795年に有名時計ブランドのプレゲの創始者であるルイ・プレゲが
発明・開発したものでした。
どんな機構かというと、時計の姿勢(どういう角度で使うか)に
よって微妙に生じる誤差を小さくするための仕組みです。
姿勢の違い(=重力の影響)を避けるために、複雑な歯車が
くるくる回る面白さに、つい引き込まれてしまいます。
動画リンク⇒http://www.dac-inc.co.jp/~watch/siryo/3dt.html
現代であれば、電波時計を使えば誤差を意識する必要はないの
ですが、「正確に時間を刻みたい」という想いで、度重なる失敗
にもめげず、小さな部品を組み合わせて新技術を開発した18世紀の
職人に尊敬を覚えます。
ただし、この腕時計は大きな問題が一つあります。
値段が高すぎるのです。最近、100万円以上の高級時計がバンバン
売れるほど景気が良くなっていますが、トゥールビヨン搭載の
腕時計は、さらに一桁違います。なんと、1000万円以上です!!
ルイ・プレゲの苦悩と技術が、200年越しで売上に繋がったわけ
ですが、一体こんな高い時計を誰が買えるのでしょうか?
そんな方をご存知の読者の方がいれば、是非紹介してくださいね♪
さて、会社も腕時計よりももっと複雑な機構が、お互いに協力し、
あるいはうまく噛み合わなかったりしています。
この複雑な機構をコーポレート・ガバナンスを発揮して調和させる
ことでビジネスの時を正しく刻もうとするのです。
少なくとも、会社のお金でこんな時計を買われないように、社員も
株主もしっかりと経営を見張らないといけません。
というわけで、今週のテーマはステークホルダーです。
◆◆◆ステークホルダーって何だ?◆◆◆
そもそもステークホルダーとは、ステーク(Stake:馬券)を
ホールド(Hold:持っている)している人のことをいいます。
(競馬で”○○ステークス”というレースがありますが、この
ステークスの意味と同様です。)
つまり、賭け金を支払い、成功した際にリターンを受け取る権利
がある人をステークホルダーと言うのです。
しかしビジネス上、ステークホルダーは、一般には利害関係者と
訳されます。会社に限らず、特定の事項について利害が発生し、
調整や説明が必要な人物・組織も含む概念ですが、会社という
観点では以下の5つをステークホルダーとして通常捉えています。
1.株主
2.顧客
3.従業員
4.取引先
5.地域社会
本来的な意味合いで言えば、株主こそがステークホルダー足りうる
のですが、複雑化したビジネス社会では、そう簡単に言い切れる
わけではありません。
5つの項目を個別に解説しながら、2週にわたって一緒に考えて
いきましょう。
◆◆◆1.株主◆◆◆
株主になることと競馬場でマークシートを塗ることとを同列に
考えるのは失礼かもしれません。
ただ、もともと株式会社は、大航海時代に、造船費用や船員報酬
などの莫大な費用を複数の貴族が分担して負担する代償として、
うまく航海が成功した場合、持ち帰った財宝や香辛料等の大半を
山分けするという契約を冒険家と取り交わしたことに始まります。
そう考えると、根本的には大きな違いはありませんね。
したがって、株主に対しては当然利益を返さなければいけません。
そして失敗すれば罰を受けます。(大航海時代における冒険家の
失敗は、多くの場合において、死を意味しました。)
コーポレート・ガバナンス上は、株主(貴族)から委任された
社長・取締役(冒険家)は、「今期はどれだけ利益を上げるか」
「中長期的にどのくらい成長するか」を約束(コミット)します。
そして成功すれば十分な報酬を貰いながら冒険を継続できますが、
失敗すれば職を追われることになります。
また、成功した場合は、株主への配当や株価の上昇によって、
利益を山分けします。
【キーワード】
・株主に対する責任:利益確保、中長期での成長
・株主の力:経営チーム(取締役)の任免、株主配当の承認
◆◆◆2.顧客◆◆◆
「お客様は神様です」
会社にお金を払って(貸す・託すではない)くれて、売上を作れる
のはお客様だけです。したがって、お客様がいなくなれば必然的に
会社はやっていけなくなるため、当然大切であり、最もパワフルな
ステークホルダーです。
ただし、「金の切れ目が縁の切れ目」ではなく、ひとたび製品や
サービスを提供した以上、責任が発生します。
先々週のメルマガの「レモン車」「レモンマンション」のように、
不良品・不具合品を提供してしまったら、責任を持って修理し、
約束した品質で再度提供しなおす瑕疵担保責任があります。
(先々週のバックナンバーはこちら↓)
◆◆◆ 要望・体験談・コメント募集! ◆◆◆
目次以外にも取り上げて欲しいテーマ・キーワードがあれば、
ご要望をお寄せ下さい。
今回のテーマに関連しそうな皆様の経験談をお寄せください。
また、ご意見・ご質問等も、下記までご遠慮なくお願いします。
info@change-jp.com
◆◆◆ 株式会社チェンジとは? ◆◆◆
私たちチェンジは、社名の通り企業のお客様を対象に「変革」のお
手伝いをしています。具体的には、コンサルティングと企業研修の
2つの事業を通じて、自らを変える必要を感じているお客様に対し、
目指す姿を明確化する企画段階からその企画の実行まで、幅広いご
支援をご提供しています。
詳しくはお手数ですが、弊社WebSiteをご訪問下さい。
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Mail:
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