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研修とコンサルティングの株式会社チェンジ
Presents
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入社2年目までに身につけたい5つの習慣
〜新入社員とトレーナー/上司の心得
第5回 使用シーンから考える
ビジネスキャリアをスタートする春に、
「これから」につながるビジネス習慣を考えましょう
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読者の皆さま
こんにちは。株式会社チェンジの伊藤です。
「入社2年目までに身につけたい5つの習慣」
最終回の5回目をお送りします。
今週もキーワードは、「繰り返し/反復」。
是非、どうすれば繰り返し/反復につながるか?
この点に注目して読み進めていただけると嬉しいです。
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◆◆◆とあるコンサルタントTさんの評判◆◆◆
入社10年目を迎えるTさん。
ITサービスを手掛ける某企業に勤めており、顧客企業における
IT導入や業務変革に向けたコンサルティング業務を担当して
います。Tさんは仕事の丁寧さ/品質の高さに定評があります。
今回のプロジェクトでは、とある証券会社における支店組織の
再編プランを練り、その後、支店共通のシステム構築に向けた
端緒を作ることが期待されています。
顧客である証券会社はこれまで業界再編の中心的な役割を担って
きた会社であり、その分支店組織も複雑な構図でした。Tさんは
過去にも銀行向けに類似した取組を担当したことがあり、当時の
ノウハウに基づき、成功を収めようとやる気満々です。
支店ごとの顧客数や取扱残高また商圏の大きさ、競合店との距離
等、様々な条件に基づき緻密に分析を重ね、収益の最大化に向け
論理的な検証を繰り返しました。
報告会当日、膨大な分析資料のコピーを携え、顧客の担当役員
との打ち合わせに臨みました。これまでの分析結果を踏まえ、
100ページにわたる支店組織の再編プランについて熱弁をふるい
ました。
1時間にわたる説明を終えたTさんに対して顧客の担当役員から
のコメントは、、、
「率直に申し上げると、話が必要以上に複雑化しており、判断に
耐えない。要はどの変数が最も重要なのかが見えない。」
「プラン上、廃店とされている○○支店について、確かに収益性
は低いかもしれないが、顧客から当社のシンボルとして認知されて
いるはずだ。結論としては全く呑めない。」
◆◆◆Tさんに足りない「習慣」とは?◆◆◆
皆さんはTさんに対してどのように感じましたか?
論理的思考を発揮して精緻な分析を行い、品質の高い成果物を
作り上げた点はコンサルタントとして素晴らしいです。
答えを誰も知らない問題/テーマに対して、説得力を高めるための
手法としては必要不可欠なものです。
その上で何が足りないのでしょうか?例えば…、
「使用シーンから考える習慣」
Tさんの行った分析や作成した資料は、誰がどのように使用するもの
だったでしょうか。
担当役員が支店再編プランを理解するために使用し、またプラン
確定に向けた議論を行うために使用するものでした。
とすると、作成した資料はあまりにも枚数が多く、また内容も
細かすぎました。さらにもう一点挙げるとすると、「論理的に正しけ
れば必ず意思決定されるわけではない」ことも抜け落ちていたと
言えるでしょう。
取り組んでいる仕事の成果は、誰がどのように使用するものなのか、
この点を真っ先に考え、作業中も念頭に置いておくことが重要ですね。
◆◆◆習慣化するためのヒント◆◆◆
使用シーンから考えることを習慣化する上でのコツは、
大きく2点と言えます。
【作業を依頼された段階で確認する】
【使用する人(相手)について知る】
作業を依頼された際についつい「何をするか」や「どのように進めるか」
について意識が集中しがちです。
「目的を考えなさい!」といった指摘も多くあるかもしれませんが、
是非、シンプルに捉えてみましょう。
「この成果物は誰がどうやって使うんだろう?」
「そもそも使用する人ってどんな人なんだろう?」
ビジネスの世界に不慣れな間は知らないことばかりで、日々の判断に戸惑う
ことも多いでしょう。難しいことを難しく考える/捉えるのではなく、
自分なりの理解がしやすいキーワードに変換して考えることがポイントですね。
4月に入社した新入社員の皆さんは、これまでにどんな「使用シーン」に
出会いましたか?どのような「相手」を知りましたか?
振返ってみましょう。
◆◆◆トレーナー/上司の方へ◆◆◆
「使用シーンから考える習慣」をお読みいただきましたが
ご感想はいかがでしょうか?
新入社員による作業について、「全然依頼した内容と違うものを
作ってきたよ!」とご立腹の方もいらっしゃるかもしれませんが、
効果的に「使用シーンから考える習慣」を身につけてもらうために、
迎え入れ側には何が求められるでしょうか。
例えば、
・作業依頼後「使用シーン」について新入社員本人に説明を促し、
理解がずれていないかを確認する
・仕事に関係するメンバー(相手)について、しっかり理解する
ために一度時間を取って説明する
社会人経験を積んだトレーナー/上司の皆さんと、新入社員の間には
言語化が難しい「常識」の違いが必ず存在します。
そのことが「思いこみ」や「勘違い」を引き起こし、作業結果に
影響を与えます。
自分の持っている情報/知識を完全にコピーさせることはできませんが、
作業を前進させる上での判断基準になる情報はしっかり渡すことは
お互いにとって有効ではないでしょうか。
ここまで5回にわたってお送りしてまいりました、
「入社2年目までに身につけたい5つの習慣
〜新入社員とトレーナー/上司の心得」
いかがでしたか。
是非、ご感想/ご意見をお寄せ下さい。
当メルマガは来週号はお休みを頂き、再来週から再開となります。
引き続きご愛読ください!
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入社2年目までに身につけたい5つの習慣 〜第5回〜
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