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メール力"メヂカラ"向上講座 メール作成でもう悩まない!
研修とコンサルティングの株式会社チェンジ Presents
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メール力"メヂカラ"向上講座 〜メール作成でもう悩まない!〜
第1回 「出さない、という選択」

 ビジネスメールには「型」があります。
 「型」を知り、効率的にメールを作成する力を身につけましょう。
 毎回すぐに使える文例付き。


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読者の皆さま

はじめまして。株式会社チェンジの澤田です。

新しい年度が始まり、陽気もすっかり春らしくなってきましたね。
週末、桜を眺めながら、
思いを新たにされた方も多いのではないでしょうか。

さて、今週から始まりました「"メヂカラ"向上講座」では、
ビジネスメールの書き方を取り上げます。

今やビジネスに不可欠なツールであるメールですが、
改めて、ご自身のメールの書き方に自信はありますか?

ビジネスマナー研修等でメールの書き方を教わったことがある、
という方もいらっしゃるかと思いますが、
多くの方は、先輩社員や上司、お客様からのメールを参考にしながら
徐々に自己流のメールの書き方を培ってきたのではないでしょうか。

しかし「自己流」というのは恐ろしいもので、
良かれと思ってしていることが実はマナー違反であったり、
当たり前と思っていることが自社内だけのローカルルールであったり、
メールには多くの落とし穴があるのです。

また、社会人経験の長い人ほど、周囲が間違いを指摘しづらいことから、
そうした誤用が野放しになってしまうこともあります。

当シリーズでは、毎回具体的な失敗・成功事例の紹介・解説を通じて、
「してはいけないこと」「すべきこと」をお伝えするとともに、
毎回すぐに応用できる文例をお届けします。

新入社員・若手社員の皆さまには、
失敗しないメールを短時間で書けるように。
部下を持つ皆さまには、自己流のメールを振返る機会になるように。

また、「まさか、こんな間違い、していないだろうな?」と
部下の方々のメール力向上のきっかけ作りとなれれば幸いです。

全10回のシリーズ、どうぞ最後までお付き合いください。


◆◆◆メールの「書き方」の前に◆◆◆

さて、第1回は、メールの書き方云々の前に、

そもそも、そのメール、書くべき?

という判断について考えてみたいと思います。

内容以前に、
「それ、メールで伝えること?」
というメールを受け取った経験、ありませんか?


◆◆◆出してはいけないメール◆◆◆

メールに慣れた若手社員の中には、
対面や電話でのコミュニケーションを避け
何事もメールで済まそうとする向きがある、
という話をよく耳にします。

「退職願をメールで書いてきた」

などという話は、その典型と言えるでしょう。

新入社員の皆さんも、「退職願はさすがにマズいだろう」というのは
理解できると思います。

それでは、日常的にはどのような場合が
メール向きではないのか?考えてみましょう。

この3つの状況でのコミュニケーション、
メールの使用が好ましくないのは、どれだと思いますか?

【1】TO:今日訪問予定のクライアント
 社内で緊急事態が発生!対応に時間が掛かるため、
 30分約束時刻を繰り下げて欲しい…

【2】TO:成果物チェックを担当している新入社員
 ミスが10箇所以上もあった成果物、
 修正対応を依頼したい…

【3】TO:顔と名前は知っているけれど話したことのない、
 隣の島(ブロック)にいる先輩社員
 明日の飲み会に来るのかどうか、出欠を確認したい…


いかがでしょうか。

これは、3つとも、

「メール以外の方法でコミュニケーションを取る」

というのが正解です。

どんなに正確な、礼儀正しいメールを送ったとしても、
このような場合、メールで済ませようとしたこと自体が
マイナス要因になってしまうのです。

「直接言ってくれればいいのに…」
「気が利かないなぁ」
「コミュニケーション能力が低い人だな」

相手にそんな印象を与えてしまいかねません。

では、それぞれ、どのように対応すればいいのか?
なぜメール以外の方法が好ましいのか?
見ていきましょう。


◆◆◆状況に合ったコミュニケーション◆◆◆

【1】緊急の用件の連絡

 ⇒遅刻が確定した時点で、急いでクライアント先へ電話を入れましょう!

 当日の予定変更のように、緊急度の高い用件は、必ず電話で連絡をします。
 メールでは、先方が約束の時間までにメールを確認してくれる、
 という保証がありません。
 
 先方が不在の場合は、伝言を依頼すると共に、
 メールでも用件とお詫びの連絡をしておきましょう。

 その際メールでは、「お電話を差し上げましたが」と、
 電話でも連絡した旨を添えておくと、先方も状況がスムーズに
 把握できます。


【2】ネガティブかつ複雑な用件の連絡

 ⇒極力、対面で指導・指示を行なう時間を取りましょう!

 メールで逐一ミスの箇所と具体的な修正方法を伝えようと考えた方も
 いらっしゃるかもしれませんが、この場合対面での連絡が理想です。
 
 理由は、ミスを指摘するというネガティブな用件の伝達であること。
 そして、相手が新入社員ということで、こちらの指示が正確に
 伝わらない可能性が高いことの2点です。

 相手のミスを指摘したり、こちらのミスを謝罪する等、ネガティブな
 要素を伝達する場合、メールでは表現が単刀直入になり過ぎ、
 相手の感情を害する可能性があります。

 また、メールは表現手段が文字に限られるため、
 複雑な用件を伝える場合、書き手の表現力と読み手の読解力が
 求められます。

 今回は相手が仕事に慣れない新入社員ということで、
 言葉を選びながら会話ができ、疑問にもその場で答えることができる
 対面でのコミュニケーションが向いていると思われます。

 ただし、現実的にはこうした用件のたびに
 対面機会を設けるのは難しいと思われますので、
 そこは臨機応変に、ということで・・・。


【3】メールを書く方が時間が掛かると思われる、単純な用件の連絡

 ⇒先輩の所在を確認して、隣の島へ走りましょう!

 聞きたいのは

 「明日の飲み会、いらっしゃいますか?」

 それだけですね。

 複数人に回答を確認する必要があれば話は別ですが、
 確認したい対象がひとりだけで、顔の見える場所にいるのであれば、
 直接聞いた方が、手っ取り早く、感じが良いのではないでしょうか。

 若手社員のメールをめぐる問題行動として
 「メールで退職届」と並び語られるのが、

 「隣の席の人ともメールでやり取りする」

 というもの。

 接触機会のなかった先輩社員との、
 せっかくのコミュニケーションチャンスです。
 少々緊張するかもしれませんが、思い切って話しかけてみましょう。


◆◆◆まとめ:メヂカラレベルUP!◆◆◆

メールは便利なツールですが、万能ではありません。

状況に応じて、
電話・対面とコミュニケーション方法を使い分けることが
メール力の第一歩です。


さて、第1回、いかがでしたか?
力が入り過ぎて長文になってしまい、恐縮です。

ご意見ご感想、こんなことを取り上げて欲しい等のご要望を
いただけましたら幸いです。

それではまた来週お会いしましょう。


◆◆◆おまけ:今週の文例◆◆◆

「報告/連絡/相談(社内向け)〜先輩社員に作業の報告をする」

最後に、すぐに応用できる「今週の文例」です。
今回は社内の先輩社員宛てに、日次の作業報告を行なうという
場面です。

項目ごとに箇条書きをして、分かりやすく報告を行いましょう。

日報として別ファイルを添付するような場合でも、
概要をメール本文に記しておくと親切です。

また、社内メールについては、宛名やあいさつの書き方に
各社固有のルールがある場合がありますので、
先輩社員に確認することをおすすめします。


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件名:【作業報告】X月X日(月)
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田中さん

澤田です。お疲れ様です。

X月X日(月)の作業内容を報告します。

1.スケジュール
 9:00-12:00 △社打合せ(渋谷)
 13:00-15:00 打合せ議事録作成
 15:00-17:00 アンケート集計作業
 17:00-18:30 チーム定例ミーティング

2.進捗
 ■打合せ議事録作成:100%(完了)
  長谷川課長にご確認いただき、
  完成版をファイルサーバーへ格納済みです。

 【格納場所】
  XXX
 【ファイル名】
  XXX.doc

 ■アンケート集計:70%
  100件中70件まで集計を完了しました。
  スケジュール通りに進行しています。

  引き続き集計作業を進め、
  明日の12時までに完成版を提出する予定です。

3.問題点
 なし

4.依頼事項
 アンケートについて、提出時のレイアウトに不備がないか
 ご確認いただきたいと思います。
 明日午前中に、30分ほどお時間いただけますでしょうか。

5.明日の作業予定
 ■アンケート集計
 ■△社提案資料作成

以上、よろしくお願いいたします。

---------
澤田 変革子
03-XXXX-XXXX (内線:XXX)
XXX@△△.jp

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