| 高い志を持ったマネージャとプロフェッショナルを育成するための人材育成プログラムを開始 |
| |
―――早速ですが、日本ユニシス様の人材育成の基本的な考え方について教えてください。
岡村様: 基本方針としては、Marching Plan 2005という中期経営計画に沿って育成を進めています。 Marching Plan 2005は、市場戦略、サービスビジネス戦略、グループ戦略、人材戦略の4つの柱からなっており、
この実現により顧客価値創造を実現するITサービスのリーディングカンパニーとなることを目指している。 人材戦略は、まさに他の3つの戦略の実行のベース・不可欠な要素であり、経営方針として人材育成には積極的に投資しています。
|
―――― Marching Plan 2005における人材育成のポイントは、どこにあるのでしょうか?
|
| 岡村様: |
日本ユニシスでは、2004年から“Camp”という人材育成プログラムをスタートしています。
”Camp”とは、”Curriculum for Ambitious Managers and Professionals”すなわち
「高い志を持ったマネージャとプロフェッショナルを育成するための人材育成プログラム」です。
Campは、大きく3つの視点で設計されています。
一つは、技術変化への対応であり、日々生まれては変化するITの新技術に追いつき、新しい技術を生み出していくために、
技術教育の見直し・改訂を行ったことです。
二つ目は、それまで技術・システム系スキルの教育に注力していたプログラムのバランスを見直し、
ビジネス系スキル・ヒューマン系スキルを大幅に拡充した点です。
三つ目は、経営戦略の実現を加速させる人材を、キー人材モデルとして定義し、キー人材の育成・開発に注力している点です。
お客様のシステムの上流(ビジネス戦略・IT戦略)から下流までをワンストップでサポートできるように、 コンサルタント、上流での提案を行うセールス、プロジェクトマネージャ、アーキテクトなどをキー人材として育成に力を入れています。
|
| 現場視点と人材育成の意図に沿ったカスタマイズがチェンジの研修の特徴 |
| |
―――― 弊社のサービスに関心を持っていただけたポイントは、どんな点だったでしょうか?
|
| 岡村様: |
まさに”Camp”で拡充を図っている
ビジネス系スキル・ヒューマン系スキルに 強いところです。
また、実際のビジネス経験に基づいているので、 現場のニーズ・悩みを理解した実践的な研修であるという点が、
ポイントになりました。
|
―――― 実際に弊社の研修を導入してみての率直な感想をお聞かせ下さい。
|
| 岡村様: |
満点とは言いませんが、とても満足しています。
当然ですが、スキルの定着・学習成果の発揮ということを考えると、研修の場だけでなく
実務でもしっかり活用できるようにならねばなりません。その点に応えてもらっていると思います。
現場視点であることがチェンジの研修の特徴だと思いますし、また、当社の業務や人材育成の意図をうまく汲み取って、 カスタマイズしてもらっているので、
実務での活用につなげやすいです。
これらは、特にチェンジの強みであると思います。
|
―――― ありがとうございます。現場感とカスタマイズについてご評価いただけておりますが、それ以外に気が付く点はございますか?
|
| 岡村様: |
現場感とカスタマイズの能力だけでなく、研修のテキストも非常にわかりやすく出来ており、高く評価しています。
|
―――― 聞きづらいのですが、逆に悪い点、いま一歩な点があれば、お聞かせ下さい。
|
| 岡村様: |
悪い点・不満な点というわけではないですが、大手の教育会社様と比較すると差が出てしまうのは、運営面ですね。
やはり、大手は研修自体についての経験が豊富なので一日の長があることは否めません。
さすがに、これまでに何度も繰り返しているので、講師も講義内容は別としてクラス運営は上手いですし、
準備や後始末等のロジスティクスも手馴れたものです。
チェンジも、この辺を今後もう少し頑張ってもらえると、より強いサービスになると思います。
あとは、30クラス同時開催となるような一斉研修の場合、
講師を揃えたり資料を準備したりという運営負荷が相当なものとなります。こういった大規模な研修では、
やはり大手のサービス提供力は頼もしいところです。
逆に、チェンジはその分、柔軟性が高いので、カスタマイズ等の要望に応えてもらっているのですが。
|
―――― ご指摘ありがとうございます。一日も早くレベルアップできるように尽力します。
ところで、受講者の方の研修に対する感想はいかがでしょうか?
|
| 岡村様: |
受講者には、演習を軸としたチェンジのカリキュラムは非常に有効でした。
特に、演習の成果に対して、建前論だけでなく現場での運用も踏まえた実践的なフィードバックがあることで、
学習効果が高まったようです。また、講師自身も現役のコンサルタントであり、 同じ業界のいろいろな経験を聞けることも良い点です。
チェンジは若い会社なので、特に若手向けには良い刺激を与えられますね。 逆に、受講者の年齢層が高い場合は、損してしまうこともあるでしょうけど。
|
| 様々な人事施策の組み合わせによるトータル的な人材育成が今後の重要テーマ |
| |
―――― 日本ユニシス様の今後の人材育成における重要テーマは何でしょうか?
|
| 岡村様: |
スキル系・ナレッジ系は教育体系としてカバーできました。
これからは、モティベーションの拡充といったマインド系にも目を向ける必要があります。
ただ、これは何らかのセミナーを受けたからといって、モティベーションが高まるというものではないと思います。
研修だけでなく、研修で得たスキルを発揮する機会を与えるOCT(オン・ザ・チャンス・トレーニング)*、 そして現場でのOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)の改善を最適なバランスで組み合わせていくことが大切と考えています。
つまり、異動・配置や人材育成意識のより一層の向上なども含めた様々な人事施策の組み合わせによるトータル的な人材育成が求められています。
|
―――― 最後に弊社含めた教育業界のプレイヤーに対して期待することはございますか?
|
| 岡村様: |
各教育会社の特徴を最大発揮できる研修が最も効果が高いので、複数の会社の研修を組み合わせていますが、
コース毎に教育会社が変わることで一貫性が薄れてしまうことがあります。
例えば、教育会社間でコラボレーションを進め、一つの体系としてプログラムを作ることがあっても良いと思います。 単なる競争ではなく、もっとオープンマインドに連携しあうことを期待しています。
|
―――― いろいろと貴重なアドバイスをいただき、本当にありがとうございました。
今後ともご期待に応えられるよう、より効果の高い研修をご提供いたします。
|
| 岡村様: |
期待しておりますので、今後も是非よろしくお願いします。
|
*OCT(オン・ザ・チャンス・トレーニング):
多くの機会(チャンス)を人材に与え、失敗も含む経験を積ませる教育、訓練方法。
過去の経験や現在のスキルにとらわれず機会を与えることにより、
主体的に学び「充実感」や「達成感」とともに成長させることを目的としている。
|
| 岡村様、ありがとうございました。 |