お客様インタビュー:株式会社NTTデータ様

〜満足度・理解度共に圧倒的に高い受講者からの評価〜
株式会社NTTデータ様にインタビュー(2005/11)
お客様
インタビュワー
株式会社NTTデータ 人事部人材戦略担当部長
株式会社NTTデータユニバーシティ  取締役
  家田武文様
株式会社チェンジ 取締役 石原徹哉


市場価値の高い人材を育成したい
 
NTTデータ様インタビュー ―――まずはじめに、NTTデータ様の人材育成の考え方についてお話いただけますでしょうか。

家田様:  人材育成方針の中核として、エンプロイアビリティの向上、すなわち、市場価値の高い人材を育成するという、あるべき人材像があります。そこに向けた能力開発の体系は、実務教育(OJT)、研修(Off-JT)、自己啓発を3本柱と捉えており、Off-JTとして取組む対象を、ベーシックスキル、ビジネススキル、テクニカルスキルに分類しています。また、職種・階層別に個別のプロフェッショナルCDPを作成し、さらに目標による管理としてのチャレンジシートやNTTデータ独自の能力開発シートなどのツールを用いて、個々人のレベルでも能力開発を支援しています。

  ―――― 人材育成に取組む上で、どのような点を重要と感じていらっしゃるのでしょうか。

家田様: そもそもベーシックスキルとして、ビジネスパーソンとしての基本動作ができていないと会社の発展はないと考えています。そこで、とにかく基本動作を徹底することを第一に考えています。若いうちに基礎をしっかり教育し、5年目までに確実に身に付けることが大事です。入社5年目までに基本動作がしっかりできていないと、その上の階層で活躍できません。基本動作としては、まず人の話を聞くこと、そして聞くスキルを基盤として、ドキュメンテーションやプレゼンテーションといったスキルを身に付けることが重要です。基本動作は意思決定力につながるものであり、その意味でも重要だと考えています。具体的な研修としては、全てに共通して必要なのものを、まず「ビジネス基本動作T」として新入社員を対象に展開しています。


ドキュメンテーションの質・スキルがチェンジの優位性
 
  ―――― 弊社(チェンジ)を選んでいただきました、決め手はどのようなことだったのでしょうか。

家田様: まず、メンバー自身が基本動作をしっかり体現できていることが最大のポイントです。多くのメンバーがコンサルティングファーム出身者であり、実際のコンサルティングの仕事を通じて基本動作を高いレベルで身につけていますね。また、研修内容の検討に際して、こちらの想いを素早く十分に理解していただけたことも大きいです。基本動作の重要性を体験的に理解しているので、企画のコンセプトに自然と共感してもらえたと感じています。

  ―――― ありがとうございます。その他に、他の教育ベンダーと比較して、弊社が異なる点はどのような点でしょうか。

家田様: 通常の教育ベンダーに比べて、ものごとを構造化して整理する能力がダントツだと思います。また、企画から教材まで、ドキュメンテーションの質・スキルに圧倒的な優位性があると思います。提案書の段階から実際の研修教材まで、一貫して非常にわかりやすく良いものが出てくるのは相当な強みだと思います。

  ―――― 教材以外の点、例えば、運営面や講師についてはいかがでしょうか。

家田様: 講師の視点で言えば、実際のコンサルティング経験からくる、個人個人がもっている引き出しの多さも魅力です。臨床例の豊富さがインストラクションの良さにつながっていると思います。また、チェンジ社自身が事業としてコンサルティングを手がけており、実際に講師の傍らコンサルティング業務を行っていることも非常に良いと思います。ビジネスのダイナミズムを常に感じており、10年一日の如く同じ内容を教えている、よくいるインストラクターとは一線を画しています。実際、チェンジとは教材や研修だけでなく、コンサルティングも含めて支援をしていただいており、これは非常に良い結果につながっていると考えています。

  ―――― 今後、弊社が改善すべき点があるとすれば、どの辺りでしょうか。

家田様: 強みの裏返しになってしまいますが、メンバーの方がコンサルティング業界の方中心であることがあります。今後は、人材採用のバリエーションを増やしてもよいのではないでしょうか。また、私自身は特にハンデとは感じておりませんが、講師陣に若い方が多いので一般的には「“先生”に見られない」という側面もあるかもしれません。ただし、「ビジネス基本動作T・U」といった、新入社員や若手向けのコースでは、講師が若いことは、逆にプラスに働いていると思います。

  ―――― 実際に受講された方々の感想や印象はどのようなものが多いでしょうか。

家田様: 色々な研修を実施しておりますが、他の研修と比較して受講者の満足度のレベルが非常に高いです。受講者アンケートでは、全コースの平均は5段階評価で4.0程度なのですが、チェンジの場合、例えば「ビジネス基本動作T」では4.6〜4.7と、満足度・理解度共に圧倒的に高い評価を受けています。

  ―――― 個別に受講者の方々から講師宛にお礼のメールを頂くこともしばしばあり、本当にありがたく思っております。

家田様: また、配属先からも好意的な声をよく聞いています。「ビジネス基本動作T」という研修を導入して以降は、研修内容の定着度合が高く、上司から見て仕事への“食い付き”が良くなっていると言われています。具体的には、目先の作業だけでなくその先にある目的や次のステップに関する情報を進んで上司から聞き出すようになったり、読み手への配慮の行き届いた“気の利いた”文書を書けるようになったなどと言われます。「ビジネス基本動作T」研修の目的として、現場への配属後「自分の半径5メートル以内」の作業を確実に行うこと、ということが挙げられるのですが、この目標はほぼ達成できていると感じています。現場は、「(「ビジネス基本動作T」を受けた世代は)これまでの新入社員とはちょっと違う」と感じているということです。


“しみじみ感”があるものを作って欲しい

  ―――― 最後に、今後弊社も含めた研修事業者全般に対して期待することについてお聞かせ下さい。

家田様: 研修の教材として、きちんと現場感があるもの、“しみじみ感”があるものを作って欲しいですね。正直な話、一般の研修教材には、現場を見ずに自己満足だけで作っていると思われるものが存在します。自社の商品を顧客状況を考慮せず、そのまま持っていきたいというという気持ちが強く、カスタマイズ能力が欠けています。確かに、余りに現場に即した教材を作成すると、ビジネスになりにくいという理由もあるとは思いますが、それにしても現場を見ていない教材が多い。その点、しみじみとした内容を、きちんと研修内容に落とし込めるところがチェンジの強みだと思いますので、是非さらに伸ばしていって欲しいですね。
一般の研修事業者には、だた、研修パンフレットやコースカタログを持参するだけでなく、コンサルティングから研修につなげる部分(提案営業)がもっとあって良いと思います。チェンジは、これまで人材育成の立場で、「欲しいけど、モノがない」と思っていたものを作ってくれます。
研修事業者には、現場で確実に必要とされているもので、かつ、現場感がある教材を期待したいです。自分の売りたいものではなく、顧客が欲するものを作って欲しいと思います。

  ―――― お忙しいところ、大変参考になるコメントをたくさんいただき、ありがとうございました。今後ともご期待に応えていけるよう
                 努力して参りますので、宜しくお願い致します。

家田様: こちらこそ、ご協力をお願いします。

 
家田様、ありがとうございました。

株式会社NTTデータ様には、2004年度よりお取引をいただき、これまでに以下の研修コースで、企画検討段階から参画させていただいて実際のコース提供までを行っております。今回インタビューにご協力いただいた家田様は人事部の人材戦略担当部長として、また、研修機関であるNTTデータユニバーシティの取締役として、社内の人材開発を企画・運営されていらっしゃいます。

実施コース
実施対象
  • 新入社員・3年目社員
実施時期
  • 新入社員:2005年4月・5月
  • 3年目社員:2004年11月〜2005年3月、2005年6月〜2006年1月(予定)
実施概要

    【新入社員】

  • 約500名の新入社員に対し、4月、5月に分けてビジネスパーソンとしての基本動作を体得する研修を実施
  • 「上司や先輩などからのオーダーに正確に応えるための基本動作の習得」を学習目標とし、ビジネスパーソンとしての「聞く」「読む」「書く」「話す」の基本動作を学習
  • 全6日間の日程で、前半は講義+小演習、後半は総合演習の形で実施

    【3年目社員】
  • 約500名の3年目社員に対し、全9回に分けて、3年目社員に求められる基本動作を体得する研修を実施
  • 自律したビジネスパーソンとして備えるべき要件と仕事の進め方について学習
  • 全3日間の日程で、最初の2日は講義+小演習、最終日は総合演習の形で実施

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